みなさまこんにちは!
横浜を拠点に東京都・神奈川県 たまに埼玉や千葉でも
プロ家庭教師をしているSHINです。
担当は
中学受験・高校受験・大学受験すべて対応可能です。
中学受験の記事が続いていますが、
今回も中学受験についてお伝えしていきます。
これもよく話題にでて議論を呼ぶものですね。
中学受験は親次第か否か?結論からお伝えすると、中学受験が上手くいくかいかないかは、
親次第です!!これは、もう2002年から塾講師や家庭教師をしていますが・・・
断言できます。
ただ、すべて親の責任と言いたいわけではありません。
ここ重要ですよ。
合否結果や、子どもの状態などが思わしくないときに、
その原因はすべて親にあると言いたいわけではありません。
また、ご家庭によっては、
本当に、ただ塾に任せておいて特に関わっていなかったけど、
第一志望合格しました。というところがあるのも十分わかりますが、
あくまで、反例の一つとして認識している程度です。
多くの場合、
親のスタンス、親の関わり、親のサポートが、中学受験においては非常に大きな役割を持ちます。
まず大きな影響力を持つのが、
親の中学受験に対するスタンスです。
どういう方針で子どもに接するのかというところですね。
一番結果を上手なく、第一志望・第二志望に合格しても、
その後に入った中学で成績不振に陥るパターンが、
「たくさん勉強して偏差値高い中学に入ってくれなきゃだめ」という、有無を言わさずに勉強を強制的にさせ、
志望校も子どもの希望というよりも親の希望で受験をする家庭。
これは一番不幸になるタイプの家庭なので気をつけて欲しいところです。
何が怖いかというと、中学受験では第一志望に合格してしまったりすることが、
珍しくないパターンです。
まだ小学生、親のいうことを真面目に聞いて、
塾の宿題もちゃんとして、授業も聞いて・・と、一見するといい生徒で、
親からの強制的な指示にも疑問を抱かずに取組み、
あなたなら、あなたなら、って高偏差値の学校に入ることがよしとされ・・
そのまま入っちゃうパターンです。
その入った中学で、思春期に入り、自我も強くなったときに、
親もさらに「いい学校に入ったんだから、その学校でも・・・」と、
中学受験のときのように管理し、指示を出し、勉強を強制していく。
ただ、中学生は親のそういうのは一番嫌う時期であり、
「なんで中学に入るためにあんなにやったのに、
入った学校でさらに同じように勉強し続けなくてはいけないんだ・・」となります。
私立中学で僕のところに家庭教師を依頼してくる家庭は、
ほとんどがこのパターンですね。
もちろん、きちんとした家庭で、
成績をもっと伸ばしてくて・・という依頼もありますが、
入った中学で早速赤点ばかりで・・・・という話は多いです。
中学受験をさせるときも、きちんと子どもの意思確認と、
多少の強制は年齢的にありだとは思いますが、
やりすぎは禁物です。
あくまで中学受験は子どものためのもの。
親のエゴや親の願望を叶えるためにするものではないというのを
頭に入れておいてもらえると家庭教師としても嬉しいです。
さぁ、このパターンとは逆に、中学受験をよく知らない親の、
「塾と家庭教師に任せておけばどうにかなる」というパターン。
これも、非常にやっかいで、
一番子どもを傷つけてしまうパターンですね。
先ほどのパターンは、子どものを捻くれさせるパターンで、
こちらは、傷つけてしまうパターンです。
これは、ちょうど昨年担当した家庭がそうでしたね。
もう完全に僕に放り投げて放置。
子どもがいつ何を勉強して、どういうことをしているのか、
まったくもって無関心。
そもそも、父親は比較的早い時間に帰ってきて時間はあるけれども、
子ども部屋を見たり、どのような勉強をしているかなど、
一切興味がない。
母親は、絵に描いたようなキャリア重視パターンで、
子どもの様子は、全然把握していない。
僕がまずこの家にいってやったことは、
生徒の部屋の整理整頓の指示ですからね・・・・
親が子ども放置なので、
普通にベッドに牛丼の食べかすがおいてあったり、
ゴミが散らかりまくっていたり、
そもそも教材がどこにあるのかもわからなかったりしましたから・・・
それでいてこちらの細かい指示は、
ほぼスルーという酷さでした。
もちろん、途中で終わりましたけどね^^;
この放置系は、塾の生徒では結構いて、
塾の先生方も悩んでいる部分があると思います。
結局、宿題や何をどれくらいすべきかといった指示を
子どもに与えても、優秀な子はしますが、
そうでない子は自発的にはやらないですからね・・・
中学受験の場合は成績上位の子でも、裏で家庭教師をつけていたり、
親ががっつりサポートしていたりするものなので。
宿題ちゃんとやってねーーって親が子どもに言って、
きちんとできることは、ほぼないと思っていいでしょう。
このパターンの場合、生徒はもうただただ勉強は嫌だし、
何のためにこんななんか微妙なことさせられてるんだろう。
本当は遊び行きたいし、ゲームしたいし・・となることが多いです。
さらに酷いパターンが、放置のわりに変なプライドはあって、
どこか入れる中学には入れたい・・という気持ちから、
偏差値の低い、全然将来性のない中学に入れてしまうことです。
この場合、高校受験がなく高校生になれちゃうのが一番怖いんですよね。
さぁ、両極端に思えるこの2パターンですが、
多かれ少なかれ、当てはっているところは、
意外と割合にすると多いと思います。
中学受験の親としてのスタンス。
理想は、
◆志望校は本人の意志を純粋の尊重し、
アドバイスはしつつも最終決定は本人。
◆決めた志望校に対して最大限のサポートはするけれども、
強制的に勉強をやらせたり、自分の願望を押し付けないようにする。
◆本人が最大限に力を発揮するためにできることは何かを考える。
この3つです。
中学受験の家庭教師は僕も得意とするところなので、
もしご相談があればご連絡ください。
SHIN教育相談所また、こういう比較できるサイトを参照に、
大手の家庭教師会社さんなんかに相談に乗ってもらうのも
一つの手だと思います。

posted by knyacki at 00:09|
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